心筋症とは?から心筋症の種類、心筋症の症状まで解説したサイトです。
心筋症とはなんなんでしょうか。恐ろしい症状だということは皆さんご存知かと思いますがその内容はほとんどの方がわからないようです。まず心筋症とは原因不明な心筋疾患のことを心筋症と呼びます。その種類も大きく分けて2つのタイプの心筋症があり、まずひとつは心筋が異常に肥大する肥大型心筋症といいます。この肥大型心筋症における肥大は心室壁全体に肥大を認めるのではなく、心室中隔や心尖部など心筋の一部に限局している肥大が特徴的となります。これは高血圧や大動脈弁狭窄に伴う心肥大が左室壁全体に比較的均一に生じるのと異なる点と思われますが、心筋の一部にしか症状が診られないため識別が難しい場合もよくみられます。この心筋症は自覚症状がなくても健診の心電図などをきっかけに診断されることも少なくはないようですね。一般的にいえば良好なのですが、一部では突然死との関連が問題となっています。
さて先程は心筋症のうちのひとつ肥大型心筋症についてお話いたしましたがもう1つの心筋症拡張型心筋症についてお話いたします。この拡張型心筋症は心筋は肥大型心筋症とは違い心筋が薄くなり、収縮する力が弱くなり心臓の内腔が異常に大きくなる症状が拡張型心筋症です。この拡張型心筋症についてはまだ十分なメカニズムが解明されていませんが今現在いれていることはウイルス感染による心筋炎が引き金になりこの拡張型心筋症が発病する例が多いのではないかといわれています。この拡張型心筋症の怖いところは心内腔が拡大しそれに見合うだけの収縮力を心筋がもてないため収縮不全から心不全となり一度心不全を発症すると予後は不良となるところにあります。ともにこの心筋症の診断のきっかけは心電図および胸部写真となりますが、診断の確定は心エコーによるものになります。心エコーにより心筋の厚さ、内腔の拡大程度、心筋の収縮力などを患者さんに負担を与えずに比較的短時間に診断できます。
ではこの恐ろしい心筋症についての治療法についてお話します。一体一般の心筋症の治療法ではどんな治療が施されているのでしょうか。二つの心筋症の症状別でその治療法をお教えいたします。この心筋症の一般的な治療法なのですが比較的症状が無症状の肥大型心筋症では無治療で経過をみる場合もあるそうですが普通は薬物治療が行われます。閉塞性の場合で薬物治療に抵抗がある場合には、ペースメーカーによる治療、カテーテルを用いた治療の手術治療などが施されているようです。拡張型心筋症ではその特徴的な症状の心不全治療を目的とした薬物治療が中心となりますが、薬物治療にもかかわらず重症かつ難治性心不全状態が続く場合には、外科的治療による心臓移植などの治療も考えなければならないようです。ともに重症心室性不整脈を認める場合には、抗不整脈薬の投与や植え込み型除細動器の適応を考慮しなければならないようです。