最近、布ぞうりをスリッパ代わりに愛用する人が急増中だそうですね。
近年の生活文化の影響で、日本人の足がひ弱になってきていると思いませんか?歩行の機会が如何せん減ってきているので、老若男女共々に足が逞しい人はどんどん減ってきています。
そんな中、足の健康の回復を目的とし、わらじ、ぞうり、下駄などの伝統的な履物の効用が話題となってきています。
ここで登場してきたのが布ぞうりです。ぞうりと言えば元々は草履と表されることから、い草を編んで作られていることは容易に想像できるでしょう。現代ではビニールやゴムなどを原材料とすることが普通です。
そして布ぞうりは昔の草履に回帰するものとして、布で作られており、じわじわと静かなブームを呼んでいます。
布ぞうりは外で履くことは少なく、主に屋内用の履物となります。布ぞうりはスリッパと同様な使用を前提としており、普通の板床やフローリングはもちろんのこと、畳の上で履いても畳を傷めることはありません。また普通のスリッパよりも足に優しくて心地良いです。布ぞうりはその素材からもわかると通り、スリッパとは違ってパタパタとした足音も残しません。
布ぞうりは素材の効用により、ビニールスリッパなどと違って、素足でも汗をよく吸収してくれてサラサラです。
また、布草履はフローリングの上を歩いても無音であり、振動や騒音が気になる環境下では重宝されます。外履きでも室内履きでも使えることもあり、最近、布ぞうりをスリッパやサンダル代わりに愛用する人が急増中です。
特に子供の足の成長を妨げないこと、大人でも足を刺激することで解決できるさまざまな健康問題があることなどが、ここまで布ぞうりを流行らせている理由のようです。
布ぞうりの作り方ブームに便乗すべく、2007年夏過ぎから出版された布ぞうりの作り方の解説本は、既に約10冊を越えています。そして各地で布ぞうりの作り方教室が開講し、盛況な模様です。
この布ぞうり 作り方によっては、レゲエ柄、阪神風のトラ柄、古風な着物柄までいろいろなデザインを楽しむことができます。
何よりも足で大地を直に踏みしめる感覚が、子供の頃に味わった懐かしい感覚を呼び起こします。是非一度、布ぞうりの作り方を学び、自分にあったオンリーワンの布ぞうりを創出してみてはいかがでしょうか。
手作りで編んだ布ぞうりの柔らかい布の感触が、素肌にとても心地いいと全国で評判になっています。古布を再利用して手作りできる楽しさも魅力の一つであることは間違いありませんし、リサイクルによって有料ゴミの低減、かつ地球環境にも貢献できるとお考えください。
編み方が解らない人たちのためには、布ぞうりキットたるものまで発売されています。また、手軽に既製品の布ぞうりを購入したい、という人向けにも完成品が通販されてきつつあります。
素足で履くために汚れが気になりますが、布ぞうりは洗濯機で丸ごと洗浄が可能です。逆にスリッパの場合は洗う機会があまりなさそうなので、この点では有利です。
近代化された社会では、歩行時に足の指がうまく使えず、指が浮いた状態になる「浮き足」になじんでしまうことで、身体のバランスが崩れてしまいがちです。布ぞうりの場合は、鼻緒を指で挟むことによって5本の足指で大地を踏みしめることとなり、足で「ふんばる」力がUPし、足全体から腰まで有効に筋肉を使用することとなります。
足底の筋肉を鍛えることで足裏から歪みをなくして、正しい姿勢を保てるようになるそうです。